こんにちは。名古屋の質屋・かね丈質店のスタッフMです。

まだまだ半袖ですが今日から10月!今年も残すところ3ヶ月!?時の流れが早過ぎてグルグル目が回りそう…👀🌀

そんな「目」を使う質屋の鑑定士の必需品と言えばルーペー。(導入がちょっと強引…😅)

鑑定に使用する際のルーペは10倍が基本で、人間の視力と合わせると約30倍率で見えているそう。

ルーペだけで全てを判断しているわけではありませんが、鑑定士はルーペを使い、商品の刻印・状態・素材感など様々な事を観察し鑑定の判断要素として用いています。

もちろん、商品が本物であるか模造品(コピー品)かを見分ける場合にも使用します。

昔からコピー品は世の中に沢山存在していて、イタチごっこを続けているのですが…

近頃のコピー品製造技術進化は凄まじく、いよいよミラーコピークローンコピーなんて呼ばれる、ルーペでは太刀打ちできない高精度の物まで登場する状況になってきました。

そうなると肉眼やルーペでは違いが見分けられない場合も多く、真贋判定は困難を極めます。

こんな手間を掛けて偽物を作ったら利益が少なくなるだろうし頑張らなくても…というこちらの気持ちはお構いなしにメキメキ技術は上がっております。きっとこの文章を書いている間にも…(-.-;)

ただ、本物に近いとは言っても偽物は偽物!!鑑定士としてなんとしてでも見分けなければいけません。

そこで!!頼もしい最新アイテムがこちらのデジタル顕微鏡です!!

これを使うと、見たい物を約20倍〜200倍まで拡大することができます。やはり技術には技術で応戦ですよね。

素材の質感や刻印の形までバッチリ見ることができ、今まで肉眼やルーペでは見分けがつかなかったレベルの区別もつくようになり本当に心強いアイテムです💪

小型で使い勝手も良いですし、高性能で研究職の方なども使っていると聞きました。

では、実際に倍率によってどのように見え方が変わるのか、全質連のマスコットキャラクター「しちまる君」にご協力いただき、可愛いお鼻をズームしてみましたのでご覧ください🐽

 

【20倍】

 

【30倍】

30倍が普段鑑定士が使っているルーペと同じぐらいの見え方です。

20倍と比べると細かいところまで見えているように感じます。

そして最後は、、、

【170倍の世界】

毛の繊維一本一本はっきりと映し出されています。

しちまる君のお鼻には結構キラキラした糸が使われていたということまで分かりました🐽✨

いかがでしょうか?

これで倍率によって見える世界が全く違うことがお分かりいただけたかと思います💡

ここまで倍率を上げて細部を比べてみると、一見本物と同じに見えるコピー品も見分けることが出来ると言う訳です。

ですが、真贋判定はこのデジタル顕微鏡を使えば全て大丈夫!という簡単な話ではないのが実際のところ。

真贋の難しい商材に関しては特に、鑑定士の豊富な経験や知識から総合的に判断する能力が重要となります。

ですので、このような新しい技術にお世話になりつつ、今後も日々鑑定眼を磨き、お客様に安心・信頼していただけるよう、努力を続けてまいりたいと思います^ ^

 

 

※当店は製造メーカーではございませんので、本物か偽物かという真贋に関してお答えができません。あくまで当店基準でお取引が可能かを判断させて頂いております。予めご了承お願いいたします。

 

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